ウイルスバスターを2007から2008へ移行してみた 重さやメモリ消費はどうなるか

ウイルスバスター2008

10月中旬にウイルスバスター2008がリリースされたので、会社のPCのウイルスバスターを2007から2008へ移行することにしました。

以下、インストール手順やインストール前後の差、2007でひどかったメモリ消費量の変化、簡単な使用感などです。導入や移行を検討されている方は参考程度にどうぞ。スクリーンショット多めなので長いです。

インストール対象のPCについて

■ThinkPad R51e(ノートPC)
・OS:Windows XP Professional SP2
・有線LAN接続
・CPU:Celeron M 370 @ 1.5GHz
・Memory:1024MB(=1GB、512MBx2)
・ブラウザ:Internet Explorer 7

メモリですが、今会社で使っているPCはなぜかシステムでは896MBしかなく、減っている128MBはどうやらビデオメモリとして強制的に割り当てられているっぽい。なんとかなりませんかね、これ。こんなにビデオメモリいらないのに。
使っているマシンのシステム概要

ウイルスバスター2008のダウンロード

ウイルスバスター2008のダウンロードとインストール方法 | サポート : トレンドマイクロ
このページの3の「ウイルスバスターのプログラムをダウンロードします。下のボタンいずれかをクリックしてください。 」の下にある「ウイルスバスター2008」をクリック。
ウイルスバスター2008の部分をクリック

「保存」で適当な場所に保存しておきます。
「保存」をクリック

インストールに当たっての注意点

インストールは2007を入れた状態でも出来るようですが、やはりこの手のソフトは既存のバージョンをきれいさっぱり削除してからインストールしたほうが無難です。そのため、今使用しているウイルスバスターのシリアル番号は必ず確認してから削除しましょう。

シリアル番号が確認できたら、2007はアンインストールします。アンインストールは最後に再起動が必要なので再起動します。

また、フリーのアンチスパイウェアである「Spybot Search & Destroy」をインストールされている場合、免疫機能を解除してSpybotごと一度アンインストールしておくことをおすすめします。理由はインストール後に追加されたreadme.txtに以下のように記述されていたためです。

Spybot Search & Destroyがインストールされている場合、免疫 (Immunize) 機能を完全にアンインストールしてから、ウイルスバスター2008のインストールを開始してください。

私は2007で痛い目にあったので、あらかじめ削除してからインストールしたので今回は不具合を回避できました。

メモリ消費の比較(ウイルスバスター2007の削除前と削除後)

ウイルスバスター2007の削除前後メモリー消費量比較

ウイルスバスター2007の削除前と後でのメモリ消費量です。以前2007のメモリ消費に関するエントリーを書きましたが、会社のマシンも大体それと同じ感じに。ちなみに2007はメモリ消費を減らすために以下の部分を設定変更及び削除していました。自動アップデート以外はメモリ消費に影響しそうな部分。

  • 迷惑メール対策ツールはアンインストール済み
  • メール検索は送受信ともにオフ
  • メッセンジャー検索オフ
  • 自動アップデートはオフ

さて、削除が完了したらインストールを開始します。ちなみに会社のライセンスなので、通常の個人ユーザーのライセンスではなくボリュームライセンス版でのインストール手順になります。そのためインストール手順に関しては通常の市販版とは一部手順が異なる可能性があります。

インストール手順

ダウンロードしたファイルを起動。
ファイルを実行

「実行」をクリック。
「実行」をクリック

「次へ」をクリック。
「次へ」をクリック

ファイルの解凍が始まるので少し待ちます。
解凍中

使用許諾契約が表示されるので、同意して「次へ」。
使用許諾に同意して「次へ」

自分の使用しているシリアル番号を入力して「次へ」。
自分のシリアルを入力して「次へ」

インストール開始の画面が出ます。「インストール」をクリックします。
「インストール」をクリック

※ちなみに「カスタマイズ」をクリックすると、インストール先の確認とファイアウォールの確認が順番に出ます。インストール先を変更することのない限り、カスタマイズを選ぶ意味はなさそうです。(一応スクリーンショット)
インストール先の確認

カスタマイズ部分のスクリーンショット2枚目
ファイアウォールの確認

(上からの続き)インストールが開始されます。
インストール開始

インストールが終わると次はセットアップを行います。「セットアップする」にチェックをつけたまま「次へ」。
「セットアップする」にチェックをして「次へ」

起動準備画面になります。少し待ちます。
ロード中

セットアップアシスタンスへようこそ、の画面が表示されます。氏名とフリガナとメールアドレスを入力して右下の「次へ」。
自分の氏名とフリガナ、メールアドレスを入力して「次へ」
※注:上記箇所はボリュームライセンス版のもので、一般ユーザー向けの場合は「氏名」「フリガナ」「メールアドレス」は問われません。代わりに「パスワード」と「識別名」を順番に問われます。「識別名」はどのユーザーのPCにウイルスバスターを新たに入れるかというもののようです。1ライセンスで3ユーザーまでインストールが可能になったためこのような項目があるのでしょう。おそらくシリアル番号を入力したときにその番号で区分けを認識していると思われます。

登録完了の画面が出ます。「次へ」。
完了したら「次へ」

ネットワーク接続環境について、の画面が表示されます。ここは自分のネットワークに最も合うものを選んでください。私の場合は社内LANからの接続なので上から4つ目になります。通常、家庭で利用している場合は上から3つ目の「ADSL/光/ケーブルテレビを利用している」が最も適切な気がします(「推奨」って書いてあるくらいだし)。選んだら「次へ」
自分の使用しているネットワークに最も近いものを選択して「次へ」

ここでセットアップ完了です。この後は「メイン画面を起動する」にチェックを入れて細かい設定を行っていきます。最後に「閉じる」をクリック。
「メイン画面を起動する」にチェックを入れて「閉じる」

閉じるとロードが始まります。少し待ちます。
メイン画面の起動中

メイン画面です。
メイン画面

会員契約の有効期限が異常に長いのはボリュームライセンス版のためです(実際は毎年更新料を支払っています。ボリュームライセンス版は通常は企業ユーザー向けでしょうから、たぶんいきなり使えなくなったり、有効期限がもうすぐ切れるといううっとうしいポップアップを出さなくするための処置だと思います。)。

また、2007では右側に告知のようなウインドウが拡張されて表示されていましたが、2008では出ません。これは地味にうれしい。

以下、各画面です。2007と基本的には同じ。

■ウイルス/スパイウェア対策
ウイルス/スパイウェア対策

■不正侵入/ネットワーク管理
不正侵入/ネットワーク管理

■フィッシング対策/迷惑メール対策
フィッシング対策/迷惑メール対策

■アップデート/その他
アップデート/その他

■ヘルプとサポート
ヘルプとサポート

ちなみに一番左下の「トレンドフレックスセキュリティ」をクリックすると、ブラウザが起動して専用のサイト(http://www.trendflexsecurity.jp/index.php)に飛びます。
Trend Flex Security

さて、ここで設定を変更する前に、一旦メモリの消費量を変動を見るために再起動してみることにしました。そして再起動してすぐのタスクマネージャの画面がこれ。
ウイルスバスター2008インストール後のメモリ状況

インストール前と比較するとけっこうメモリ食われてます。

設定をいじってみる

ここから個人的に使わない機能をカスタマイズして切っていきます。あくまで個人的な設定なので、実際に自分で使う場合はカスタマイズ項目は各人で変わります。今回の設定変更の大部分は機能を無効化しているので、この設定変更は基本的には推奨されないものです。カスタマイズは分かる人だけ自己責任で、ということになります。

ウイルス/スパイウェア対策→ウイルス/スパイウェアの監視の「設定」で受信メール検索と送信メール検索のチェックを外す。
受信メール検索と送信メール検索のチェックを外す

不正変更の監視を無効に。
不正変更の監視を無効に

「予約検索」をクリック。
「予約検索」をクリック

予約検索のスケジュールを全てチェックを外して無効に。
全てチェックを外す

フィッシング対策/迷惑メール対策→フィッシング対策を無効に。
フィッシング詐欺対策を無効に

こんな画面が出ますがただの注意画面なので「OK」。
注意画面なので「OK」

アップデート/その他→アップデートの「設定」。
アップデートの「設定」をクリック

インテリジェントアップデート(自動アップデート)を無効に。
インテリジェントアップデート(自動アップデート)を無効に

ネットワーク接続プロキシサーバ使用するのチェックを外して無効に。
ネットワーク接続にプロキシサーバ使用するを無効に

以上、とりあえずあまり使わなさそうな機能をOFFにしてみました。

メモリ消費量は変わったか?

ここまでやって再起動して再度タスクマネージャ起動して見たんですが、わずかながら減ってはいるものの、ほとんど誤差の範囲という感じでした。

とはいえ、タスクマネージャのプロセスの項目を一通り見てみると、確かに2007のときと比べて使用されているメモリ容量は明らかに減っています。2007ではデフォルト設定だと150MB前後使われていましたが、2008ではデフォルトでもカスタマイズ後でも60MB前後でした(あくまで大雑把な確認ですが)。

この点から、メモリ使用量が半分になったというのは嘘ではなさそうです。

利用可能メモリがインストール前と後では170MBくらい差がありますが、インストール後はカーネルメモリが100MBほど増えているので、それとプロセス部分をあわせると大体メモリ使用容量のつじつまが合います(この足し算が正しいかどうかは分かりませんが…)。

結局のところ相変わらずメモリは食われるわけですが(カーネルメモリのせいで)、カーネル部分を除けば大幅に減っているのは事実です。特にデフォルトの設定でプロセスのメモリ消費量が大幅に減っていることは評価すべきところでしょう。

特定の機能をOFFにしないとメモリ消費量を削減できなかった2007と比べて、標準で大体の機能がONになっている状態でも2007よりメモリ消費が少なくなっている2008は前バージョンからの最大の不満を確実に改善できていると言えそうです。

ちなみにメーカーのいう推奨スペックでの必要メモリはWindows XPの場合は512MB(最低が256MB)、Windows Vistaの場合は1GB以上となっていますが、ウイルスバスターを常駐させた状態である程度快適にマシンを使いたいなら、XPなら1GB、Vistaなら2GBは欲しいところです。重いアプリを使う人はこれにさらに1GB追加したいところ。今はメモリがデスクトップ用もノート用も安いので、重いと感じる人はメモリを増設すると幸せになれます。

使用感

インストールしたばかりなのでまだ実感できていない部分が多いですが、大体の使用感を。

PCを起動してから落ち着くまでの時間ですが、今回インストールしたマシンスペックではやはりそれなりに時間がかかります。2007のときは起動したのか起動中なのかアイコンでは分からなかったですが、2008はアイコンを見れば起動中なのかどうかが一目で分かるようになったので、そこは改善されています。起動したと思ったらまだだったということもよくあったので、個人的にこの点はGood。でも遅いことに変わりなし。

検索はメーカーいわく早くなっているらしいですが、まだしていないので分かりません。

2007でやたらと出たうっとうしいポップアップは、確かに出づらくなっているようで今のところ出ていません。ここも地味ながらしっかり改善されたように思えます。また、前述しましたが、2007であったメイン画面起動時右側のうっとうしいスライドして出てくる画面がなくなりました。2007ではレジストリをいじらないと切れなかったので、これも地味ながら改善点です。

全体としてマシンの動作が軽くなったかどうかについてはイマイチ実感できませんが、2007のときと比べてあまり変化を感じられないということは、軽いとは言い難いというのが事実ではないでしょうか。1つのソフトで総合セキュリティを実施するというお手軽さを取るか、面倒でも複数の軽いセキュリティソフトを導入するかのトレードオフになりそうです。初心者なら前者ですが、自分でソフトを選ぶだけの知識がある人は後者がベターだと思います。私の場合、自宅PCは後者ですが、会社のマシンは色々と都合もあるため前者ということになります。会社では選択の余地がない、というのが一番の理由ですが。

不具合に関しては入れたばかりなのでなんとも言えません。とりあえずインストールは問題なく出来ました。再起動を何回かしても特に不具合はなし。2ちゃんのウイルスバスター2008スレを見る限りは、けっこう不具合出ている人もいるようですが。

他のフリーのセキュリティソフトとの競合は?

インストール時の注意点でも書いたように、Spybotの免疫機能とはバッティングする可能性がありそうです。単にインストール時だけの問題かもしれませんが、使わないほうがいいでしょう。

とりあえず「Ad-Aware SE Personal」と「Spybot Search & Destroy」を入れてみましたが、今のところ重くなったりするなどの問題は出ていません。ただし、Spybotは免疫機能などの常駐機能は使用していません。

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Posted at 2007年11月04日 | 記事URL | ソフトウェア | Trackback(0) | Comment(0) | Top↑
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